研究課題/領域番号 |
26420733
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
江村 聡 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 構造材料研究拠点, 主幹研究員 (00354184)
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連携研究者 |
土谷 浩一 物質・材料研究機構, 構造材料研究拠点, 拠点長 (50236907)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ベータ型チタン合金 / 偏析 / ヘテロ構造 / 靭性 / オメガ相 / 変形モード |
研究成果の概要 |
本研究ではβ型Ti-Mo系合金を対象に、渦状偏析組織(VGS組織)のようなMoの元素偏析に起因するヘテロ構造が材料の靭性に及ぼす影響を検討することを目的とし、合わせて延性や靭性といった機械的性質や変形機構に偏析組織が及ぼす影響を基礎的に理解する実験を行った。本研究期間内では偏析組織に沿って硬質第二相であるω相を析出させることでシャルピー衝撃吸収エネルギーが上昇すること、引張延性とシャルピー衝撃吸収エネルギーとで偏析組織がより効果を発揮する温度が異なること、破壊靭性試験においても偏析組織によるω相のヘテロ分散によって室温での破壊靭性値が向上すること、などの成果が得られた。
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