研究課題/領域番号 |
26420739
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
田中 秀和 島根大学, 総合理工学研究科, 教授 (70325041)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 人工鉄さび粒子 / 耐候性鋼 / 高耐食鋼材 / 腐食・防食 / 合金金属 / レアメタル代替金属 / 形態制御 / 組成制御 / 人工鉄さび / 大気腐食 / 保護性さび粒子層 / 人工さび / 分子吸着 |
研究成果の概要 |
本課題は,耐候性鋼の合金金属が鉄さび粒子層の緻密性,保護性に及ぼす影響を人工鉄さび実験で解明し,さらに耐候性鋼のレアメタル代替金属を探求すること目的として,次のことを解明した。(1) 耐候性鋼のCr,Cuはγ-FeOOHさびを微細化するが,Ni,Tiはほとんど影響しない。(2) Ni(II),Cu(II)はマグネタイトさびの生成を抑制し,同時に粒子を微細化する。これは,Sn(II),La(III)添加でも見られ,代替金属としてSnやLaは有効であることが示唆された。 (3) Evansサイクルにおいて,Cr(III)添加はマグネタイトさびの生成を抑制し,微細なα-FeOOHの形成を促進する。
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