研究課題
基盤研究(C)
自動車用ワイヤハーネス電線は引抜きにより製造され、軽量でかつ線材の高強度のみではなく高延性、高疲労曲げ特性が要求される。一方向に引抜かれる通常引抜きでも高強度となるが、線材の伸び特性はよくない。交互引抜きと通常の一方向引抜きの2つの加工法で99.7%まで断面を縮小し、材料試験を行った。また、FEMによる応力・ひずみ解析およびEBSDによる決勝解析も行った。アルミニウム線材の交互引抜きした線材は良好な機械的性質を持ち、160MPaの引っ張り強さと破断ひずみは0.02を越える。アルミニウム引抜き線材は自動車用ワイヤハーネスとして十分利用できることを明らかにすることができた。
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