研究課題/領域番号 |
26420762
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
高橋 伸英 信州大学, 学術研究院繊維学系, 教授 (40377651)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | CO2化学吸収プロセス / 省エネルギー / アルミナ多孔質膜 / CO2放散 / 触媒効果 / 酸性官能基 / CO2化学吸収 / 減圧放散 / 多孔質中空糸膜 / アルミナ粒子 / 酸性官能基修飾 / 放散促進 / 放散エネルギー削減 / ナノ粒子析出多孔質膜による二酸化炭素の放散促進 / 膜材料の触媒効果による二酸化炭素の放散促進 / 地球温暖化 / 二酸化炭素回収貯留 / CO2分離 / 化学吸収 / 吸収液再生 / 多孔質膜 |
研究成果の概要 |
火力発電所などの排ガスからCO2を分離し地中に隔離する技術が温暖化対策の切り札として期待されているが、その分離技術の一つであるCO2と吸収液の反応を利用した化学吸収法では、吸収したCO2を放散させ吸収液を再生するためのエネルギーの削減が実用化のためには必須である。 そこで本研究では、従来の加熱法に替わる方法として、アルミナ製多孔質中空糸膜を用いた減圧放散法に着目し、膜の物理的・化学的特性がCO2放散に及ぼす影響を調査した。その結果、膜と吸収液の接触時間・面積が放散速度に大きく影響し、最適な構造があることが明らかとなった。また、膜表面に酸性官能基を導入することにより放散を促進できることを見出した。
|