研究課題
基盤研究(C)
化学プラントの運転・監視のためにリアルタイムで状態変数の値を測定すると同時に運転履歴データとして保存されているが,そのほとんどは正常運転時の履歴データである.本研究では,大量に蓄積されている過去の正常運転時の履歴データを参照して,現在のあるべき正常状態を的確に予測する手法を開発し,ボイラープラントのように正常状態が不確定に変動するプラントに適用できることを示した.さらに,リアルタイムでの測定が困難な変数の値を推定するために広く用いられているソフトセンサーへ応用できることを実プラントでの運転実績データに基づいた数値実験により示した.
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