研究課題/領域番号 |
26420792
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伊藤 大知 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (50447421)
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研究分担者 |
太田 誠一 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (40723284)
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連携研究者 |
北山 丈二 自治医科大学, 附属病院, 教授 (20251308)
國土 典宏 国立国際医療センター, 理事長 (00205361)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ハイドロゲル / スプレー / バイオマテリアル / 腹膜癒着 / 癒着防止 / 中皮細胞 / 医用化学工学 / 止血材 / 癒着防止材 / 腹膜 / 腹腔疾患 / コンジュゲイト |
研究成果の概要 |
腹腔鏡下手術の際に、腹腔内で注入と同時に迅速架橋するin situ架橋ハイドロゲルが、術後腹膜癒着防止材として期待されている。しかし腹膜側は組織接着性や止血性を、腹腔側は組織接着阻止性と、材料の裏表でトレードオフとなる機能を要求され、単一素材の開発と適用では性能向上の限界に達している。本研究では化学工学のシステム的発想に基づき、スプレー噴霧によって腹腔内で、複数のゲル化材料がマルチレイヤーに積層一体化したゲルを創傷部に迅速形成させ、各層が適切な機能を分担して発揮することにより、格段に性能が優れた癒着防止材を開発することに成功した。
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