研究課題
基盤研究(C)
近年、バイオ燃料電池の性能が高まりつつある。本研究では、その鍵を握る微生物触媒の開発に取り組んだ。これまでに、種々の微生物触媒が検討され、各々の微生物で発電に適した機能が見いだされてきた。ここでは、それらの機能を集約した細胞を構築し、電池用スーパー微生物触媒の開発について検討した。単純なモデル生物であり、遺伝子組換え操作も容易な大腸菌を対象に、染色体改変技術を用い、そこに有益な機能を集約させた。結果として、大腸菌への機能集約や大腸菌に適した電極材料の選定により、グルコースやキシロースを燃料とする大腸菌燃料電池において、出力およびクーロン効率が改善された。
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化学工学会バイオ部会Newsletter
巻: 39 ページ: 11-14