研究課題
基盤研究(C)
層流摩擦ポンプは小型ポンプとして期待されているが,理論ロータ効率と実測効率の差が大きいことが問題となっている.本研究では,その原因と考えられているディフューザ及びスクロールの内部流動場に着目した実験及び数値解析を行った.また,性能低下を防ぐために回転絞り流路を導入し,その効果について議論した.試作機を使って内部流動場の可視化を行った結果,事前の数値解析で指摘されていた逆流が生じている様子が明らかになり,これを解決するために導入した回転絞り流路の有効性を確かめた.最後に,更なる小型化を目指して,3Dプリンタによって層流摩擦ポンプを試作し,目標回転数である60,000rpmでの運転を達成した.
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