研究課題/領域番号 |
26420848
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 名古屋大学 (2015-2016) 東北大学 (2014) |
研究代表者 |
岡本 敦 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (50396793)
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研究分担者 |
北島 純男 東北大学, 工学研究科, 准教授 (30161475)
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連携研究者 |
高橋 宏幸 東北大学, 大学院工学研究科, 助教 (30768982)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 境界層プラズマ / プラズマ・核融合 / 原子分子過程 / 高エネルギーイオン / 再結合プラズマ / 原子・分子物理 / 振動励起水素分子 / ヘリコン波放電水素プラズマ / 非接触ダイバータ / 衝突輻射モデル |
研究成果の概要 |
気体を電離させた状態がプラズマであり、電離の逆過程を再結合と呼ぶ。磁場閉じ込め核融合プラズマには積極的に再結合過程を誘起してプラズマから気体へ戻すダイバータ領域が存在する。本研究ではダイバータ領域に流入する高エネルギーイオンが再結合過程に及ぼす影響を調査した。プラズマ実験装置にイオンビーム入射装置を組み合わせることで、実験条件の制御が容易な模擬環境の構築に成功した。これにより高エネルギーイオンの密度増加に伴い再結合過程に特徴的な励起状態の密度が減少することを実験的に初めて明らかにした。励起状態の生成・消滅過程に高エネルギーイオンの影響を取り込んだモデルを構築し、定性的に実験結果を説明した。
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