研究課題
基盤研究(C)
Full-fジャイロ運動論シミュレーションの新しい運動論的電子モデルを開発した。水素プラズマと重水素プラズマにおけるイオン温度勾配駆動(ITG)乱流及びイオン温度勾配駆動捕捉電子モード(ITG-TEM)乱流の数値実験を実施し、プラズマ閉じ込めの同位体効果を解析した。断熱的電子モデルのITG乱流では、装置サイズ依存性を通して間接的な同位体効果が確認できるが、質量依存性は再現できないことがわかった。運動論的電子モデルのITG-TEM乱流では捕捉電子モードの衝突安定化効果として質量依存性が現れるが、数値実験では実験的な質量依存性を説明できるほどの効果は確認できなかった。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (22件) (うち国際学会 12件、 招待講演 4件)
Plasma and Fusion Research
巻: 11 号: 0 ページ: 2403006-2403006
10.1585/pfr.11.2403006
130005395312
Journal of Computational Physics
巻: 313 ページ: 511-531
10.1016/j.jcp.2016.02.057