研究課題/領域番号 |
26420890
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
エネルギー学
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
沼澤 健則 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 先端材料解析研究拠点, 主席研究員 (30354319)
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研究分担者 |
松本 宏一 金沢大学, 数物科学系, 教授 (10219496)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | エネルギー輸送 / エネルギー貯蔵 / 水素 / 磁気冷凍 |
研究成果の概要 |
水素磁気冷凍の高効率化を目指し、新たに対向型AMRサイクルが考案され、室温領域でその有効性を検証した。モンテカルロ法による磁性材料特性計算コードを開発し、比熱等の非線形特性について精度よく再現できるようになった。さらに、これをサイクルシミュレーションに組み込み、高い精度で実験を予測できるようになった。試作された装置の実験結果は計算結果をよく再現しており、その有効性が実証された。永久磁石という限られた磁場条件にも関わらず、AMRサイクルの温度幅として10度以上を容易に生成できることを実証した。本研究成果は水素磁気冷凍サイクルに適応することが可能である。今後は極低温領域での検証を進めていきたい。
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