研究課題/領域番号 |
26430035
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
藤田 啓史 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (60725901)
|
研究分担者 |
杉原 泉 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (60187656)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 小脳 / 自閉症スペクトラム障害 / マウス / マーモセット / Pcdh10 / 比較解剖 / 神経発生 / 神経回路 / 形成過程 / プルキンエ細胞 / 小葉 |
研究成果の概要 |
自閉症スペクトラム障害(ASD)と関連の強い小脳の第VI-VII小葉に関して、その構築と発生過程、入出力軸索投射を解析した。その小葉の半球部である第I脚・第II脚は霊長類でよく発達している。まず、霊長類の小脳で両者を合わせた部分がげっ歯類小脳で第I脚と命名されている小葉と相同であることを示した。げっ歯類の第I脚は、Pcdh10陽性領域が大きく、特異的な神経投射パタンを持っていた。さらに、マウス胎生期の小脳において、Pcdh10陽性領域の横方向への成長が形成途上の第VI-VII小葉・第I脚において特異的に見られた。以上の結果は哺乳類小脳のこれらの小葉の構築および入出力回路の特異性を支持する。
|