研究課題/領域番号 |
26430076
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
児島 伸彦 東洋大学, 生命科学部, 教授 (80215251)
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研究分担者 |
遠藤 昌吾 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (60192514)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | シナプス可塑性 / 遺伝子発現 / PC12細胞 / 突起伸長 / 樹状突起スパイン / CRE転写調節 / 最初期遺伝子 / cAMP / 神経突起 / 海馬ニューロン / 転写調節因子 |
研究成果の概要 |
情動記憶の固定化にはCRE転写調節とシナプスの構造変化が必須であることが知られているが、その分子基盤は明らかではない。CRE転写抑制因子であるICERが記憶の固定化を抑制することが知られているので、その標的遺伝子を同定し、ICERのシナプス構造変化への関与を調べることを目的とした。遺伝子の強制発現系により、ICERがニューロンのモデル細胞の突起伸長の促進効果と初代培養ニューロンの樹状突起スパインの変化を明らかにした。また、ICER強制発現PC12細胞で、ICER標的遺伝子候補を同定することができた。 本研究の成果は、記憶の固定化の分子機構のみならず、精神疾患の原因解明に寄与することが期待される。
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