研究課題
基盤研究(C)
トリプルネガティブ乳がんにおいて変異型低分子量GTP結合タンパク質(small GTPase)が見出された。これらのタンパク質を発現させた3T3細胞はnude mouseに腫瘍を形成した。クローン解析により、TP53変異やBRCA1不活性化が発がんの初期に生じる一方で、small GTPase変異は腫瘍の進展に伴い獲得されることが示唆された。したがって、small GTPase変異は、有望な治療標的であると考えられる一方で、変異を持たない腫瘍クローンによる耐性獲得の可能性があると考えられた。
すべて 2015
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件)
Cancer Sci.
巻: 106 号: 12 ページ: 1687-92
10.1111/cas.12828
120006987669
巻: 106 号: 9 ページ: 1137-42
10.1111/cas.12726