研究課題/領域番号 |
26430117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
高橋 英嗣 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30206792)
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研究協力者 |
矢原 大裕 佐賀大学, 大学院工学系研究科, 大学院生
吉田 拓磨 佐賀大学, 大学院工学系研究科, 大学院生
榎田 祐也 佐賀大学, 大学院工学系研究科, 大学院生
大久保 魁馬 佐賀大学, 大学院工学系研究科, 大学院生
靏野 雄介 佐賀大学, 大学院工学系研究科, 大学院生
藤原 隆祐 佐賀大学, 大学院工学系研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | がん細胞 / 血行性遠隔転移 / 酸素 / pH / 細胞遊走 / 低酸素微小環境 / がん転移 / 酸素濃度勾配 / pH勾配 / イメージング / MDA-MB-231 / 腫瘍細胞遊走 / 転移 / 酸素測定 |
研究成果の概要 |
本研究では,がんの血行性遠隔転移メカニズムの解明を目指し,腫瘍細胞(MDA-MB-231細胞)が細胞外の誘導因子(cue)に従い方向性に遊走するかどうかを検討し以下の成果を得た.①in vitroで培養細胞組織内に安定した代謝物質/代謝産物濃度勾配を簡便かつ安価に形成可能な方法を新規に開発した,②濃度勾配下の細胞は、高酸素濃度方向もしくは低H+濃度方向へ遊走した,③ここで観察された方向性細胞遊走は、非生理的な高酸素濃度(21%)下でも見られた,④細胞外H+濃度勾配を人為的に変化させると方向性遊走が消失する場合があった,⑤以上より今回証明した方向性遊走のcueは細胞外H+濃度勾配の可能性がある.
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