研究課題/領域番号 |
26430119
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所) |
研究代表者 |
宮崎 香 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), その他部局等, その他 (70112068)
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連携研究者 |
宮城 洋平 神奈川県立病院機構, 神奈川県立がんセンター臨床研究所, 総括部長 (00254194)
東 昌市 横浜市立大学, 大学院生命ナノシステム科学研究科, 教授 (10275076)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | がん微小環境 / 浸潤・転移 / がん幹細胞 / ラミニン / CD44 / 細胞接着 / 細胞外マトリックス / 免疫染色 / がん浸潤 / MMP / 病理診断 / モノクローナル抗体 / ラミニンγ2 / がんマーカー / 浸潤 |
研究成果の概要 |
がん浸潤マーカーであるラミニンγ2鎖(Lmγ2)のがんの悪性増殖における役割を調べた。1)Lmγ2鎖の最N末端ドメインV(dV)が血管内皮の透過性やがん細胞の血管内皮下への浸潤を促進した。2) dV断片は転移性乳がん細胞のCD44分子に結合することによって、がん細胞の移動を促進した。しかし、がん幹細胞機能への関与は明確でなかった。3)dV断片に対する新規モノクローナル抗体を用いた分析から、培養ヒトがん細胞やがん組織においてdVを含む低分子量の断片が多量に産生され、がん患者血中でも検出されること、また本抗体が肺がん組織の免疫染色において浸潤性がん細胞を高感度で検出できることが明らかになった。
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