配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
研究成果の概要 |
本研究課題の成果は以下の2点である。(1)大腸癌切除検体から各患者固有の大腸癌幹細胞様細胞株213株を樹立した。各細胞株のKRAS, BRAF, PIK3CA, PTEN, APC, beta-catenin, p53などの遺伝子変異状況を明らかにした。(2)これらの細胞株の各種抗腫瘍薬剤(EGFR阻害剤、VRGF阻害剤、FGFR阻害剤、mTOR阻害剤、PI3K阻害剤、MEK阻害剤など)に対する薬剤感受性を検討したところ、Kras変異細胞株では、Krasの下流を抑制するMEK阻害剤を併用することで、薬剤感受性がいくつかの群に分別することができることがわかり、感受性良好群も見出すことができた。
|