研究課題/領域番号 |
26430163
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍治療学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
堀田 勝幸 岡山大学, 大学病院, 教授 (70379816)
|
研究分担者 |
木浦 勝行 岡山大学, 大学病院, 教授 (10243502)
|
研究協力者 |
加藤 有加 岡山大学, 大学院 病態制御科学 血液・腫瘍・呼吸器内科学
田村 朋季 岡山大学, 大学院 病態制御科学 血液・腫瘍・呼吸器内科学
二宮 貴一朗 岡山大学, 大学院 病態制御科学 血液・腫瘍・呼吸器内科学
大橋 圭明 岡山大学病院, 呼吸器・アレルギー内科
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 肺癌 / EGFR / IL-6 / チロシンキナーゼ阻害薬 / EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん / EGFR-TKI / インターロイキン6(IL-6) |
研究成果の概要 |
本研究では、EGFR変異肺癌の臨床検体を用い、ゲフィチニブ有効性と腫瘍細胞IL-6発現との関連の検討を行った。ゲフィチニブ治療を受けたEGFR遺伝子変異陽性肺癌患者52例において、IL-6高発現群は全体の46%を占め、低発現群と比べて、無増悪生存期間の短縮傾向が認められた。細胞株を用いた非臨床研究においても、EGFRチロシンキナーゼ阻害薬の有効性はIL-6発現と関連を有することを明らかにした。以上、IL-6高発現群においてEGFRチロシンキナーゼ阻害薬単のみによる効果は不十分であり、今後更なる戦略開発が必要と考えられた。
|