研究課題
基盤研究(C)
本研究ではゼブラフィッシュ胚を用いて、生体内活性を指標としたエンハンサー同定法を確立した。胚から尾芽を切断し、抗H3K27Ac抗体によるChIP法により得たDNA断片をEGFPリポーターに挿入したエンハンサー・ライブラリを作製した。EGFPリポーターをゼブラフィッシュの受精卵へ導入し、領域特異的なEGFP蛍光を示すエンハンサーの探索を行った結果、導入した108個のうち39個において、尾芽、体節、脊索などでエンハンサー活性が観察された。4つのエンハンサーについて組換え魚を作製し、スクリーニング時と同様の活性を確認した。さらに、エンハンサーのゲノム位置を明らかにし、ターゲット候補遺伝子を同定した。
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Genomics
巻: 108 ページ: 102-107
Developmental Biology
巻: 409 ページ: 543-554
http://seitai.saitama-u.ac.jp/
http://devbiol.seitai.saitama-u.ac.jp/