研究課題/領域番号 |
26430205
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物資源保全学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
荒谷 邦雄 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (10263138)
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研究分担者 |
細谷 忠嗣 九州大学, 持続可能な社会のための決断科学センター, 准教授 (90467944)
楠見 淳子 九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (20510522)
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連携研究者 |
苅部 治紀 神奈川県立生命の星, 地球博物館, 主任学芸員 (50261194)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 国内外来種 / ペット昆虫 / 進化的重要単位 / 遺伝子浸透 / 生態リスク評価 / リスク管理 / 多様性保全 / ペット甲虫 / 外来種 / 南西諸島 / 伊豆諸島 / 固有タクサ / 遺伝的解析 |
研究成果の概要 |
近年、日本でも国外外来種に対する規制や防除がようやく本格化したが、国内外来種への対応は大きく遅れている。 移入先に容易に定着し地域固有の個体群とも交雑が生じる上に交雑個体の識別が極めて困難な国内外来種はまさに「見えない脅威」であり、その対策は急務である。そこで本研究では、意図的に導入されたペット昆虫を対象に、形態測定学や分子遺伝学的な手法を利用して、国内外来種の実態把握や生態リスク評価、交雑個体の検出、在来個体群の進化的重要単位の認識などを実施し、国内外来種の「見えない脅威」の可視化とそのリスク管理を試み、在来の多様性保全のための効率的かつ効果的なペット昆虫問題の拡大防止策の提言を目指した。
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