研究課題/領域番号 |
26440006
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分子生物学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
沓掛 和弘 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (90143362)
|
研究協力者 |
宮川 暁 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 大学院生
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 分子遺伝学 / 遺伝子発現 / 鞭毛レギュロン / グローバル制御 / 制御ネットワーク / 鞭毛回転 / 網羅的検索 / c-di-GMP / 遺伝子発現制御 / 鞭毛回転制御 |
研究成果の概要 |
本研究は,鞭毛レギュロンのグローバル制御の全体像を解明することを目的として行われた。大腸菌のほぼ全遺伝子を対象にし,高発現したときに鞭毛の合成や機能に顕著な影響を与える非鞭毛遺伝子を網羅的に検索した。その結果,鞭毛遺伝子発現に影響を及ぼす遺伝子がゲノムの約10%にものぼることが判明した。その大部分はクラス1鞭毛オペロンの転写制御を介して作用しており,新規に同定された6遺伝子はクラス2鞭毛オペロンに特異的に作用してその発現を阻害することが示された。一方,鞭毛遺伝子の発現には影響を与えずに鞭毛機能を阻害する遺伝子も多数存在することが明らかになった。
|