研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ヒトゲノムDNAの折り畳み原理を明らかにすることを目的として実施された。21番染色体内の特定の領域が形成するクロマチンループの構造シミュレーション、ならびに得られたモデルと実在構造との整合性解析を通して、上記原理を解明する糸口が得られた。少なくともクロマチンループの基本構造は、ヌクレオソームの配置、リンカーDNAの拡がり、ループ基部間の空間距離、および同一配列DNAをもつ相同ヌクレオソームの集合現象により規定されている可能性が高いと結論された。
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Biochemical and Biophysical Research Communications
巻: 482 号: 4 ページ: 764-770
10.1016/j.bbrc.2016.11.108