研究課題
基盤研究(C)
ペルオキシソームマトリクスタンパク質の輸送局在化において中心的分子として機能するPex14pが、酸化ストレス刺激によりリン酸化修飾を受けることを見出した。酸化ストレスによるPex14pのリン酸化修飾はマトリクスタンパク質輸送を制御しており、酸化ストレスに対抗する応答機構の一つとして機能することが示唆された。また、一次繊毛形成に関与するNDR2キナーゼが、そのC末端3アミノ酸配列Gly-Lys-Leuを局在化シグナルとしてペルオキシソームに一部局在化することを見出した。ペルオキシソームが一次繊毛形成や繊毛形成不全に由来する繊毛病に関与する可能性を示すものである。
すべて 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 1件、 査読あり 11件、 謝辞記載あり 8件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 2件) 図書 (3件) 備考 (4件)
J. Cell Biol.
巻: 216 号: 3 ページ: 709-722
10.1083/jcb.201605002
J. Cell Sci.
巻: 130 号: 5 ページ: 853-867
10.1242/jcs.199182
J. Biol. Chem.
巻: 292 号: 10 ページ: 4089-4098
10.1074/jbc.m117.775916
In: Schrader, M. (ed.) Peroxisomes: Methods and Protocols, Methods in Molecular Biology (Series Ed.: Walker, J.M.), Springer, Humana Press, New York, USA
巻: 1595 ページ: 319-327
10.1007/978-1-4939-6937-1_29
巻: 1595 ページ: 213-219
10.1007/978-1-4939-6937-1_20
巻: 1595 ページ: 197-205
10.1007/978-1-4939-6937-1_18
別冊・医学のあゆみ ストレスシグナルと疾患―細胞恒常性維持機構の破綻と病態
巻: - ページ: 75-79
In: Schrader, M. (ed) Peroxisomes: Methods and Protocols
巻: N/A
Journal of Human Genetics
巻: 59 号: 7 ページ: 387-392
10.1038/jhg.2014.39
Frontiers in Physiology
巻: 5 ページ: 307-315
10.3389/fphys.2014.00307
In: Brocard, C. and Hartig, A. (eds) Molecular machines involved in peroxisome biogenesis and maintenance, Springer-Verlag, Wien, Austria
巻: ― ページ: 91-110
10.1007/978-3-7091-1788-0_5
http://www.biology.kyushu-u.ac.jp/~taisha/ikelab/
http://www.biology.kyushu-u.ac.jp/~taisha/
http://www.organelle.kyushu-u.ac.jp/
http://seibutsu.biology.kyushu-u.ac.jp/~ikenouchi/