配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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研究成果の概要 |
クラミドモナス繊毛には15種類ものダイニンが存在するが、そのうち4種類(DHC3, DHC4, DHC11, DHC12)は、存在量が微量なマイナーダイニンである。本研究では、各マイナーダイニンの in vivo における機能を明らかにするために、それぞれの欠失株を単離し、その運動性を野生株のものと比較した。通常遊泳条件では、どの株の運動性も野生株と変わらなかったが、培養液の粘度を上げると、DHC4, DHC12 の欠失株は野生株よりも低い粘性下に遊泳が停止することがわかった。この結果は、これら2種は他のダイニンに比べて大きな力を発揮して鞭毛運動に貢献していることを示唆する。
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