研究課題/領域番号 |
26440115
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
道上 達男 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (10282724)
|
研究協力者 |
松川 晋也
山下 慧 , 博士研究員
渡邊 朋子
石鍋 菜々子
井手 貴弘
平野 咲雪
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 胚パターニング / 細胞張力 / 細胞形状 / アフリカツメガエル / FRET / 細胞骨格 / アクチン結合タンパク質 / ツメガエル / 外胚葉 / 神経領域規定 |
研究成果の概要 |
本課題では、細胞の張力・形状が神経―表皮領域規定とどのように関連するか、その違いを生じる要因は何か検証することを目的とした。(1)新たに開発したFRET張力プローブが正しく機能することを確認し、神経―表皮外胚葉間で細胞張力が違うことを見出した。また、SoxDなどの注入で予定運命を変えると細胞張力も変化することを示した。(2)ビンキュリン・アクチニンの阻害によりアクチンの局在が変化した。(3)外胚葉細胞の形状プロファイルを行い、細胞の面積や長軸角が神経・表皮間で異なることを見出した。以上の結果は、神経・表皮の細胞が、予定運命に応じて異なる物理強度を生みだし、領域規定に寄与することを示している。
|