研究課題
基盤研究(C)
ショウジョウバエの遺伝学的手法を用いて、蛹期の時期に応じて視神経における遺伝子の発現を制御し、成虫における視神経軸索の組織染色により遺伝子の発現時期が投射に与える影響を解析した。その結果、脱リン酸化酵素であるLAR、Ptp69Dは蛹期25%から50%の間に必要であることが判明した。また、膜たんぱく質であるGolden goal(Gogo)とFlamingo(Fmi)の強制発現系は蛹化後24時間で発現を開始した場合に異常投射を起こしたが、それ以降では起こらなかった。これらの結果は視神経の軸索投射において遺伝子の機能が限局した時期にのみ必要であることを示唆している。
すべて 2016 2015 2014
すべて 学会発表 (11件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)