研究課題/領域番号 |
26440127
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
鈴木 久仁博 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (30256903)
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研究分担者 |
若松 義雄 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (60311560)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 顎 / 単弓類 / 進化 / 異形歯性 / ほ乳類 / 歯式 / ホメオボックス / 耳小骨 / 有袋類 / オポッサム / 顎関節 / 歯の発生 / フェレット / マウス / 歯の分化 / ホメオボックスコード |
研究成果の概要 |
ほ乳類が単弓類から進化する過程では、顎の基部-先端部軸にそった領域特異的な特殊化がおきた。本研究では、顎原基におけるホメオボックス遺伝子群の発現を有袋類のオポッサム等複数の動物で比較し、その歯式との関連を調べた。その結果、Msx1、BarX1共発現領域から前臼歯が形成されることが示され、マウスの下顎原基ではこの領域が無いことがわかった。 また、ほ乳類の進化過程では顎関節を形成する骨が中耳骨に転用され、新たな顎関節が形成された。有袋類の発生過程で顎の進化過程が再現される可能性が示唆されていたので、オポッサムの顎関節や中耳骨の発生過程を観察したが、進化過程の再現はみられなかった。
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