研究課題
基盤研究(C)
過酸化脂質由来の活性カルボニル種(RCS)が植物の酸化シグナルとして作用することを検証し,RCSの作用点を以下のように解明した。(1) 活性酸素によるタバコBY-2培養細胞のプログラム細胞死(PCD)開始には,RCSがシグナル分子となることを立証した。(2) PCDを開始させるカスパーゼ3様プロテアーゼ(C3LP)がRCSにより直接活性化されることを見いだした。(3) アブシシン酸(ABA)による気孔閉口シグナル伝達において,活性酸素の下流でRCSがシグナルを伝えることを立証した。また,(4) 強毒性RCSであるアクロレインを消去するグルタチオントランスフェラーゼを植物から初めて単離した。
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