研究課題/領域番号 |
26440176
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小川 宏人 北海道大学, 理学研究院, 教授 (70301463)
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研究協力者 |
染谷 真琴 北海道大学, 大学院生命科学院生命システム科学コース
田中 寿希 北海道大学, 大学院生命科学院生命システム科学コース
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 昆虫 / 神経回路 / コーディング / 方向選択性 / ニューロン |
研究成果の概要 |
コオロギ気流感覚系および聴覚系の上行性ニューロン群を対象として,刺激方向の集団コーディングについて解析を行った。細胞外記録された神経活動から刺激方向をデコーディングしたところ,気流感覚系では4つのニューロンによって方向情報が伝送されていることがわかった。一方,聴覚系では音源方位情報は複数のニューロンの集団活動として表現されていなかった。さらに気流応答性ニューロンの集団活動をカルシウムイメージング法によって計測したところ,巨大介在ニューロン(GIs)10-2と10-3のコーディング精度が高く,それらが左右一対となることで高い精度で刺激方向を表現していることが分かった。
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