研究課題/領域番号 |
26440181
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
|
研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
佐々木 謙 玉川大学, 農学部, 准教授 (40387353)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | biogenic amine / bumble bee / dopamine / honey bee / reproduction / 繁殖 / 内分泌 / ホルモン / ドーパミン / 昆虫 / 生体アミン / 社会性昆虫 / 生殖器官 / フェロモン |
研究成果の概要 |
真社会性ハナバチ類であるセイヨウミツバチとクロマルハナバチのワーカー・女王・雄における脳内ドーパミンの動態とそれらに影響を与える要因について調査した。ミツバチではワーカー・雄ともにドーパミンによる繁殖促進作用が見られた。脳内ドーパミン量を増加させる要因は、ワーカーでは女王(あるいは女王物質)の存在とチロシン(ドーパミン前駆物質)供給であり、雄では幼若ホルモンとチロシン供給であった。マルハナバチでは、ワーカーの卵巣発達と脳内ドーパミン量に有意な正の相関が見られたが、女王では検出されなかった。ミツバチではドーパミン制御機構に性差が見られ、両種ともにドーパミンと生殖との関係にカースト差が見られた。
|