研究課題/領域番号 |
26440183
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
小林 卓 徳島文理大学, 薬学部, 助教 (50325867)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | synchronous oscillation / olfactory center / slug / cultured neuron / oscillatory network / Ca2+ transients / electrophysiology / neuron network / cholinergic system / Ca2+ transinents |
研究成果の概要 |
脳のニューロンが同期活動する仕組みと意義を知りたい。ナメクジ嗅覚中枢のニューロンを一度バラバラにしてもin vitroで(培養皿上で)再び同期的振動ネットワークが再形成されることをみつけたので、ネットワークが一から作られる様子を薬理学的に調べた。グルタミン酸およびアセチルコリンが同期的振動の発生に必須なのに対し、ドーパミン、セロトニン、アドレナリン、ノルアドレナリン、オクトパミンなど多くの生体アミンたちは必須ではないことが分かった。これはin vivo(実際の脳内)で生体アミンたちが外因性の調節因子として重要な働をしていることと一致する。脳波の仕組みと役割を考える上での新しい基礎的知見を得た。
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