研究課題
基盤研究(C)
昆虫は最高で1秒に1000回も羽ばたくことができるが、これは昆虫の飛翔筋(羽ばたきに使われる筋肉)が高速振動できるからである。この飛翔筋の特性が、飛翔筋の構成タンパクのどれに由来するかを明らかにするため、飛翔筋の特定の構成タンパクを別の動物由来のものに交換する技術を開発した。今回、昆虫飛翔筋のアクチン繊維を抽出し、ウサギ骨格筋のアクチン繊維に置換することに成功した。X線回折法により、ウサギのアクチン繊維は筋線維内に正しい位置と向きで再生され、飛翔筋のミオシンと硬直複合体を形成できることが確認された。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 3件、 招待講演 4件) 備考 (1件)
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http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2017/170208/