研究課題/領域番号 |
26440203
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
渡部 英昭 北海道教育大学, 大学院教育学研究科, 教授 (10167190)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ショウジョウバエ / 系統進化 / 適応放散 / 地理的分布 / 東アジア / 南西中国 / 染色体核型 / クロショウジョウバエ / 全北区 / クロショウジョウバエ区 |
研究成果の概要 |
クロショウジョウバエ類は北半球に広域分布しているが,日本列島にはほとんどすべての種群が棲息しており,生物多様性が極めて高い。日本列島は北米大陸で適応放散した分類群の移住回廊にであったと考えられる。本分類群のうち熱帯性の種の北限は奄美大島で,動物地理学上の東洋区と旧北区の境界である渡瀬線と一致する。オオクロショウジョウバエ種群の1種の北限は津軽海峡に横たわるブラキストン線である。 飼育が困難であった熱帯性種群の核型を明らかにした。分子系統的に祖先型に近いとされている分類群は何れも端部付着型のX染色体を有していた。
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