研究課題/領域番号 |
26440210
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
上井 進也 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (00437500)
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研究協力者 |
吉川 伸哉 福井県立大学
本間 由莉 新潟大学, 大学院自然科学研究科
渡辺 幸平 新潟大学, 大学院自然科学研究科
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アカモク / 褐藻 / 集団分化 / 成熟時期の多型 / 季節的隔離 / 遺伝的分化 / 光周性 / 生殖隔離 / マイクロサテライト / 季節性 / 海藻 / 同所的 |
研究成果の概要 |
褐藻アカモクは、10m以上にまで成長することもある1年生の海藻である。新潟県沿岸においては1~6月までアカモクの成熟が見られる。本研究は、この長い繁殖期の実態の解明と、集団分化に及ぼす影響を解明することを目的とした。 野外調査の結果、新潟県沿岸の地点ごとに成熟期間が異なっていることを確認できた。また培養実験の結果から、春成熟個体と冬成熟個体では光周性が異なることを確認した。遺伝的にはミトコンドリアマーカーを用いた解析でも、核マイクロサテライトマーカーを用いた解析でも、冬(1-3月)と春(4-6月)成熟集団の間に明確な遺伝的分化が確認され、さらに、それぞれの季節の中で地点間の分化も確認された。
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