研究課題/領域番号 |
26440212
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
甲斐 嘉晃 京都大学, フィールド科学教育研究センター, 助教 (30379036)
|
研究協力者 |
Orr James W. ワシントン大学, バーク博物館, 連携研究員
Stevenson Duane E. ワシントン大学, バーク博物館, 連携研究員
金 眞久 釜慶大学, 海洋生物学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 生物多様性 / 形態学 / 進化 / 分子系統 / 分子系統学 |
研究成果の概要 |
生物は様々な「かたち」をしているが,それを明示的・定量的に評価した研究は少なかった.本研究では,北太平洋で爆発的種分化を遂げたメバル科・カジカ科を対象に,「かたち」を標識点位置座標そのものの関数として定義する幾何学的形態測定学を用いることで「かたち」の定量化を行い,分子系統樹で明らかになった系統関係と比較して,「かたち」の進化パターンを明らかにすることを目的とした.メバル科魚類においては「かたち」の差異が何らかの適応の結果である可能性が示唆されるケースが多く認められたが,カジカ科魚類においては,必ずしもそうではないことが示唆され,その進化過程は大きく異なる可能性があると考えられた.
|