研究課題/領域番号 |
26440213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
森 哲 京都大学, 理学研究科, 准教授 (80271005)
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連携研究者 |
竹内 寛彦 京都大学, 大学院理学研究科, ポスドク (40726444)
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研究協力者 |
森 直樹 京都大学, 大学院農学研究科, 教授
Savitzky Alan H. ユタ州立大学, 教授
Tang Yezhong 成都生物研究所, 教授
Li Ding 成都生物研究所, 准教授
Tsai Tein-shun 台湾国立ピントン科技大学, 助手
Nguyen Tao Thien ベトナム国立自然博物館, 研究員
Das Indraneil マレーシア大学ボルネオ校, 教授
Silva Anslem de ペラデニア大学, 客員講師
Mahaulpatha Dharshani スリジャヤワルダナプラ大学, 上級講師
城野 哲平 成都生物研究所, ポスドク研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 進化 / 行動学 / 爬虫類学 / 防御行動 / 化学防衛 / ヘビ類 / 餌毒 / 防御機構 / 頸腺 / 国際研究者交流 / へビ類 |
研究成果の概要 |
ヤマカガシは頸腺と呼ばれる特殊な防御器官を持ち、強い皮膚毒を持つヒキガエルを食べることによりその毒成分を取り込んでこの器官に溜める。また、特異的な防御ディスプレイを行って、その毒を効果的に捕食回避に利用する。 本研究では、合計18種のユウダ亜科のヘビが同様の防御器官を持つことを確認し、それらの形態は多様化していることを明らかにした。また、分子系統解析の結果、頸腺システムは1回だけ進化してきたことを示した。さらに、ミミズ食に移行した一部のヘビでは、頸腺毒をヒキガエルではなくホタルから取り入れている可能性が示された。
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