研究課題
基盤研究(C)
種分化の観点から注目される数種について,詳細な核型分析と分子系統解析をおこない,とくにアカサビザトウムシ種群やナミザトウムシ種群では,これまでの分類には大幅な見直しが必要であることがわかった。九州南部に生息するオオクロザトウムシとアカサビザトウムシで予想されていた二重侵入による種分化の仮説は否定された。いっぽう,伊豆・箱根のこれまでヒコナミザトウムシと考えられてきた集団はオオナミザトウムシに類縁が近いことがわかり,北関東のオオナミ集団が房総半島周りで環状重複を起こした可能性が浮上した。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (28件) (うち国際学会 4件、 招待講演 4件)
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