研究課題/領域番号 |
26440220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
舘 卓司 九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (20420599)
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研究分担者 |
兵藤 不二夫 岡山大学, 異分野融合先端研究コア, 准教授 (70435535)
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連携研究者 |
中村 達 独立行政法人国際農林水産業研究センター, 生産環境領域, 主任研究員 (40373229)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 炭素・窒素安定同位体 / 食性分析 / 無菌培地 / 寄主推定 / 双翅類昆虫 / 捕食寄生 / 人工培地 / 寄主選好性 / 安定同位体 / 炭素・窒素同位体 / 捕食寄生者 |
研究成果の概要 |
捕食寄生性双翅類の成虫の炭素・窒素安定同位体分析や幼虫のIn vitroにおける室内実験によって,ヤドリバエ科幼虫の寄主に関する情報を質・量的に考察した.野外における成虫の安定同位体分析では,腐食性,寄生性,分解者などの大きな枠組みでの従来考えられている幼虫の食性を示すことが可能となった.しかし,個体差や地理的な変異が見られ,さらに食物連鎖の栄養段階が上がるほどそれは大きくなる傾向が見られた.飼育実験では,植物(人工飼料)―植食者(寄主)―捕食者(寄生者)の生物間相互作用による同位体分別が明らかになり,寄主昆虫の体液を使ってIn vitroでの人工培地の開発にも成功した.
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