研究課題
基盤研究(C)
日本産アキギリ属の分子系統解析、野外調査による個々の種の性表現の確認、および送粉者調査を行った。分子系統解析の結果、ナツノタムラソウは地理的に離れた2つ(以上)の分類群に分けられることがわかった。またアキノタムラソウとヒメタムラソウは日本産の他種よりも中国本土の種と強い類縁性を示した。ナツノタムラソウやタジマタムラソウ等日本産固有種は古い時代に日本で地理的分化を遂げたのに対し、アキノタムラソウとヒメタムラソウは比較的新しい時代に日本に侵入してきた可能性がある。またアキノタムラソウは他の日本固有種と交雑していることもわかってきた。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (5件) 備考 (5件)
Phytokeys
巻: 80 ページ: 87-104
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人と自然
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