研究課題/領域番号 |
26440237
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
川窪 伸光 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (60204690)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 花蜜生産 / ツリフネソウ / トラマルハナバチ / 非破壊的観察 / 花生態 / デジタルカメラ / 特殊デジタルカメラ |
研究成果の概要 |
ツリフネソウの花蜜分泌量を,花器を破壊すること無く経時的に正確に測定する方法を確立できた。花蜜は,開花直前か分泌が始まり,日中にほとんど一定速度で生産されていた。夜間に花蜜分泌はなかった。分泌の速度は,1時間あたり約1.0μlであった。 トラマルナナバチの訪花で花蜜は吸蜜されて,直後の残存花蜜は約0.7μlになる。前吸蜜者が去ってから,およそ15分後,ツリフネソウの距内に約1.1μlになるころ,すべてのハチが訪花を途中放棄せず吸蜜まで至ることが明らかになった。この1花あたり0.2μlの花蜜(送粉報酬)が,トラマルハナバチの訪花行動(コスト)と釣り合うのかも知れない。
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