研究課題/領域番号 |
26440243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
佐伯 順子 九州大学, 総合研究博物館, 専門研究員 (40646858)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 捕食行動 / 可塑性 / 広食性昆虫 / 進入害虫 / ホスト植物拡大 / 飛翔特性 / 国際研究者交流 / アメリカ合衆国 / 広食生昆虫 / 侵入害虫 |
研究成果の概要 |
異なる植物器官を捕食する個体の適応と可塑性、そして侵入プロセスにおける役割について米国に外来種として侵入した日本在来種のマメコガネを用いて検証を行った。 両個体群の異なる植物器官捕食時の適応度について、飛翔特性を指標として検証したところ、果実の捕食は飛翔能力を上昇させたが、雌の蔵卵数を減少させた。果実の捕食は飛翔距離延長によりマメコガネの侵入地での分布拡大に貢献しているが、個体体重と蔵卵数の減少というコストがあると示唆される。マメコガネは、全ての環境下で果実を捕食する傾向にあった。日米個体群の遺伝的多様性に特定傾向は見られず、両捕食器官捕食中のグリコーゲンレベルに有意な差異はなかった。
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