研究課題/領域番号 |
26440245
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
山口 典之 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 准教授 (60436764)
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研究分担者 |
樋口 広芳 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任教授 (10111486)
島田 泰夫 一般財団法人日本気象協会, 25, 環境影響評価室 主任技師 (70621077)
万田 敦昌 三重大学, 生物資源学研究科, 准教授 (00343343)
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連携研究者 |
森本 元 公益財団法人山階鳥類研究所, 保全研究室, 研究員 (60468717)
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研究協力者 |
中山 文仁
有澤 有三
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 気象条件 / 渡り鳥 / 将来予測 / 渡り経路 / 気候変動 / 長距離移動 |
研究成果の概要 |
気象条件が渡り鳥の移動におよぼす影響について、現在および将来の状態を評価した。ハチクマは秋の渡りの際に、五島列島から東シナ海を直接横断し、中国に到達する。その際の気象条件を調査したところ、同海域上空には秋期にハチクマにとっては追風となる風が安定的に吹いており、移動の際の助けになっていることが分かった。ところが IPCC の温室効果ガス排出シナリオのもとでの気象予測データをもとに解析したところ、今世紀末には、このような風が同種の秋の渡りの時期にほとんど吹かなくなることが分かった。本種の渡り経路あるいは渡り時期が、なんらかの影響を受ける可能性が示唆された。
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