研究課題/領域番号 |
26450018
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
作物生産科学
|
研究機関 | 東京農工大学 (2016) 京都大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
桂 圭佑 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (20432338)
|
研究分担者 |
森塚 直樹 京都大学, 農学研究科, 助教 (10554975)
槇原 大悟 名古屋大学, 農学国際教育協力研究センター, 准教授 (70452183)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 畑栽培稲作 / 節水 / 窒素 / イネ / 畑栽培 / 多収 / 水管理 / フィリピン / ケニア / 国際研究者交流 / 中国 |
研究成果の概要 |
集約的畑栽培稲作が地域によっては低収になる要因の解明を試みた.日本フィリピンで連絡試験を行ったところ,既報と同様に日本では畑条件下で多収が得られた一方でフィリピンでは畑条件下で低収となった.両地点とも収量は栄養生長期の窒素吸収速度に制限されていた.生殖成長期の窒素吸収速度はむしろフィリピンで高くなる傾向にあり,窒素の供給は収量の制限要因ではないことが示唆された.フィリピンでは土壌水分の低下や土壌の硬化を防ぐため頻繁に灌漑をしており,これがイネの根系が発達していない時期の窒素の系外への流亡をもたらしたと考えられた.同地域の安定多収のためには特に生育初期の水と窒素の利用効率の向上を図る必要がある.
|