研究課題
基盤研究(C)
むかごへと発育する葉腋にある副芽までBrdUを輸送して細胞分裂頻度の計測を試みたが、期待した成果が得られなかった。しかし、むかごの発育に作用する枝葉と新芋の発育の関係では、葉重から枝重、地上部重から葉重の回帰式を算出すると、いずれも決定係数(R2)が0.888~0.950と高いことが明らかとなった.また、時期別の灌水量の大小で、枝葉と新芋の発育が促進または抑制されることを明らかにした。さらに、施肥方法は各器官への乾物の分配率に作用し、施肥量が不足する場合、新芋への乾物の分配を促進し、過多の場合、枝葉への乾物の分配を促進することが示された。今後はこれらの知見を活用して研究を進める予定である。
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秋田県立大学ウェブジャーナルB(研究成果部門)
巻: 3 ページ: 237-242
Acta Hort
巻: 73-77 ページ: 73-77