• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

イネ核局在型いもち病菌エフェクターがいもち病菌の病原性に果たす役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 26450060
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 植物保護科学
研究機関国立研究開発法人農業生物資源研究所

研究代表者

南 栄一  国立研究開発法人農業生物資源研究所, 耐病性作物研究開発ユニット, 上級研究員 (70373256)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2015年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードイネいもち病菌 / 核移行エフェクター / 病原性 / GFP / 蛍光観察 / 核局在 / いもちエフェクター / 遺伝子破壊 / パーティクルガン法
研究実績の概要

対象とする6種類のいもち病菌エフェクター遺伝子のうち、ME0009およびME0016について遺伝子を破壊したいもち病菌系統を作出した。またこれらを含めた全6種類の遺伝子を恒常的に強発現する組換えイネをそれぞれ3系統以上作出した。このうち遺伝子破壊いもち病菌について病原性の検定を実施したがいずれにおいても野生型と比較して有意な病原性の変動は認められなかった。また、これらの遺伝子を強発現する組換えイネでいもち病抵抗性が有意に抑制されるような結果は認められなかった。
これらの遺伝子産物が実際の感染の過程においてもイネ細胞核に移行することを検証するために、自身のプロモーターの下流にタンパク質コード領域と赤色蛍光タンパク質mCherryとの融合遺伝子を持つキメラ遺伝子を作出し野生型のいもち病菌に導入した。これらを、細胞学にGFPが局在するようにした組換えイネの葉鞘に接種し、36時間後に蛍光を観察したところ、ME0008, ME0009, ME0014, ME0032の4種類のタンパク質がイネ細胞核に移行することが証明された。他の2種類は明確な核局在が確認できなかったが、これは自身のプロモーターが強くないために、発現量が低かったことによるのではないかと推察された。

報告書

(2件)
  • 2015 実績報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 宿主核に移行するいもち病菌エフェクターの解析2016

    • 著者名/発表者名
      横谷尚起、南 尚子、西村岳志、川原善浩、光原一朗、西澤洋子、南 栄一
    • 学会等名
      平成28年度日本植物病理学会大会
    • 発表場所
      岡山コンベンションセンター(岡山市)
    • 年月日
      2016-03-21
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

URL: 

公開日: 2014-04-04   更新日: 2017-01-06  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi