研究課題/領域番号 |
26450065
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
杉浦 真治 神戸大学, 農学研究科, 准教授 (70399377)
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連携研究者 |
前籐 薫 神戸大学, 大学院農学研究科, 教授 (80346238)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 鱗翅目幼虫 / 捕食性昆虫 / 捕食寄生性昆虫 / 害虫 / 天敵 / 被食防衛 / 寄生蜂 / 二次刺毛 / マイマイガ / ギンケハラボソコマユバチ / 被食防衛機能 / 鱗翅目 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、二次刺毛をもつ鱗翅目幼虫(ケムシ)について主に以下の2点を明らかにした。(1)大型ケムシでは、発達した刺毛が捕食性昆虫に対して重要な物理的障壁となっていることを示した。(2)生まれたてのケムシは寄生蜂に産卵・寄生されやすいが、1回目の脱皮後に現れる長い刺毛が寄生蜂の産卵を妨げることを示した。これまでケムシの刺毛がどのように捕食を妨げているのかについて詳細に検討されてこなかった。本研究では、刺毛を短く切断することで、刺毛が捕食者の大顎や寄生者の産卵管より長いことが重要であることを初めて明らかにした。
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