研究課題/領域番号 |
26450077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
渡邉 健史 名古屋大学, 生命農学研究科, 講師 (60547016)
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連携研究者 |
浅川 晋 名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 教授 (50335014)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 水田土壌 / 硫酸還元菌 / 水素生成 / 群集構造 / DGGE |
研究成果の概要 |
本研究では、水田土壌中で硫酸還元反応と発酵による水素生成反応の2つの役割を担う硫酸還元菌群集を対象に解析を行った。本研究により、水田土壌にはこれまで考えられていた以上に多様な硫酸還元菌が生息しており、その群集構成や動態は水田圃場により異なることが示唆された。また水素生成に関わる酵素[FeFe]-ヒドロゲナーゼをコードする遺伝子とその転写産物の解析から、硫酸還元菌が複数のヒドロゲナーゼを保有し、条件に応じて使い分けるとともに、水田土壌の嫌気的な有機物分解過程において水素生成者として重要な役割を担うことを示唆する知見を得た。
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