研究課題/領域番号 |
26450078
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小林 優 京都大学, 農学研究科, 准教授 (60281101)
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研究分担者 |
木野内 忠稔 京都大学, 原子炉実験所, 講師 (90301457)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 植物 / ホウ素 / 細胞壁 / ストレス / ペクチン / 細胞死 / ラムノガラクツロナンII / KDO / 中性子捕捉反応 |
研究成果の概要 |
植物の必須元素ホウ素(B)は、細胞壁でペクチンを架橋しゲル化させる役割を担っている。しかしこのゲルの機能は完全には理解されていない。本研究では、ペクチン内部のB結合部位であるRG-IIの合成阻害がシロイヌナズナにもたらす影響を解析した結果、RG-IIは、それが正常に合成されなければ細胞壁全体の構築が進行しない重要な構成要素であることが明らかとなった。またRG-IIがBで架橋されない場合、細胞壁強度の低下が引き金となり、病原菌感染時の過敏感反応と類似した細胞死が誘導されることが示唆され、B-RG-IIの生理的重要性が改めて示された。
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