研究課題
基盤研究(C)
シロイヌナズナBSD2はジスルフィド結合を還元開裂するProtein disulfide reductase活性を有しており,葉緑体内ストロマに局在していた。BSD2は,光合成において二酸化炭素を固定化する酵素ルビスコタンパク質と相互作用し,酸化失活したルビスコを還元活性化することが示された。BSD2を高発現させたシロイヌナズナでは,光合成における二酸化炭素固定化速度が上昇し,35日齢のBSD2高発現シロイヌナズナの地上部乾燥重量がコントロールに対して約40%上昇した。これらの結果より,BSD2高発現によって植物バイオマス上昇が可能であることを示した。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 1件)
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