研究課題/領域番号 |
26450091
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 筑波大学 (2016) 奈良先端科学技術大学院大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
大津 厳生 筑波大学, 国際産学連携本部, 准教授 (60395655)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 硫黄同化経路 / チオ硫酸イオン / 亜硫酸イオン / 硫化水素 / 大腸菌 / システイン / 活性硫黄種 / 硫黄代謝 / メタボローム / シグナル分子 / 硫黄同化(代謝) / システイン(代謝) / アミノ酸発酵 / レポーターアッセイ / 遺伝子発現 / チオ硫酸 / 硫酸 |
研究成果の概要 |
本研究では環境中に含まれる硫黄源の変化に対して大腸菌の炭素同化経路がどのように調節されているのかについて理解を深めることを目的とした。その結果、チオ硫酸を単一硫黄源とした場合と、培地中のグルコースが完全に消費された直後に硫化水素が生成されることを見出した。一方、大腸菌のグルコース枯渇時の硫化水素生成には、チオ硫酸イオンの同化経路反応が関与していることが判明した。さらに、Crpがこの硫化水素生成に必須であることを見出した。以上の結果からCrpが環境中の硫黄源を感知することによって硫黄同化経路と炭素同化経路を協調的に制御しており、代謝経路間の調節メカニズムのシグナル因子として機能すると考えられる。
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